折り紙

英語長文
 The ancient practice of origami is still popular with Japanese of all ages. It’s not unusual to see someone absentmindedly folding a stray scrap of paper into a miniature sculpture. The forms have become much more complicated over time, but the essential aspects of the art remain the same: no cutting or attachments, only folding.
 Through many non-Japanese probably don’t know it, origami originated from Shinto and Buddhist religious rituals. The small strips of simply folded paper called “nigite” that are so common at various Buddhist and Shinto temples are, in fact, simple origami. “Nigite” means “clasped hands”, and the paper strips signify the all-encompassing hands of the gods. So when you make an origami, in a way you’re also making a prayer or a wish.
英単語
popular with…:・・・に人気があって、好かれて
absentmindedly:ぼんやりと、上の空で
fold:折る、折り重ねる、折りたたむ
stray、切れ切れの、まばらな
scrap:切れ端、小片、断片
miniature:縮小模型、縮小型、縮小物
sculpture:彫刻、彫像
essential:本質の、本質的な
aspect:(物事の)面、様相
attachment:取り付け、付着
originate from…:・・・から始まる
Shinto:神道の
Buddhist:仏教の、仏教徒の
religious:宗教の、宗教上の
ritual:儀式、式典
strip:(布・紙などの)細長い切れ、一片
clasp:握り締める
signify:意味する、表す
all-encompassing:すべてを取り囲む。encompassは「取り囲む、取り巻く、包囲する」の意。
in a way:ある意味では
prayer:祈り、祈祷
和訳
 折り紙という古い風習は、今でも日本で世代を超えて親しまれています。何気なくその辺にあった紙切れを、小さな形に折っている人を見かけることは珍しくありません。時代とともに、形はますます複雑になってきましたが、根本的な部分は変わっていません。つまり切ったり貼られたりはせず、ただ折るのです。
 日本人以外にはおそらくあまり知られていませんが、折り紙は神道や仏教の宗教儀式から生まれたものです。「にぎて」と呼ばれ、多くの寺社でよく見かける折っただけの小さな紙切れは、実際には簡単な折り紙なのです。「にぎて」とは「握った手」の意味であり、その紙片はすべてを包み込む神の手を指しています。つまりある意味では、折り紙を折るということは、祈ったり願いごとをしていることにもなるのです。